青い空は闇に光る

datememo
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2010.03.14 コルダ3のスチルが集まりきらず、闘志を燃やしまくっている日々でございます。
ほんと忙しいと言ってるのに何やってるんだろうね。睡眠時間削るほどまで価値のあることをやってるのかと自問自答しなおさなければならない気がします。
さて、コルダ3の攻略も残り実質上3人になりましたがコルダ3買った皆さまは進捗状況いかがですか?
スチル全部集めたいんですが、なかなか上手くいかないんですけど誰かアドバイスください。
簡単だって侮っていましたが想像以上に苦戦しています。下手の横好きってことですかね。
とりあえずマイペースにやりながらどうにかこうにかしていこうかなって、感じです。
飽きる前に全スチル集められたらいいな。そのうち途端に飽きる日がやってくるから怖いもんんだわな。
コルダ3の小説書きたいからどうにかこうにか、この盛り上がりをしばらく保っていたい。

以下、小説。有川将臣相手です。
そのうちホームページに本書きして載せるから予告だと思って読んでくれたらいいかな。


大切なものを失うことがどれほどつらいことであって、残酷且つ虚無感を抱かせるのか知っているつもりで知らなかったことを今さら実感させられた心情は穏やかでないことはおそらく彼は知らないのだろう。
夕闇に沈む夕陽と浮かぶ月を背に、彼つまり有川将臣は深刻な面持ちで私の二歩後ろをどこか心ここにあらずな状態で歩いているのはわかっていた。
そしてその理由は私にも、特に知盛は理解しえているはずで、だからこそあえて皮肉屋な知盛が場の空気を読む道を選んでいる。
誰一人うだるような暑さから涼しげな気温をむかえた勝浦をゆらりゆらりと歩みを進めているのは、痛いほど彼の心情を最も近くで感じてきていたから。
人は別れ、また出会うものだというがそれはどんな因果の世の話しなのか、私は将臣がおかれている境遇にたいしてどうしても同情を捨てることができなかった。
将臣は三年前、私と兄である知盛が生を受けた平家本家にその身ひとつで何一つこの世界の知識なく異世界より放り込まれたという。
その際に弟と幼馴染とはぐれ、孤独な状況におかれながらもこの世界で生きる術を学ぶため父である清盛の下で懸命に日々を生きてきたその姿は、今でも瞼の奥に思い出すことができる。
どうか彼にこれ以上つらい試練を与えないでください、そう願って私自身が彼の手助けにはなれないかと試行錯誤して将臣の傍で彼を善意の感情で励ます日々をおくった。
有川将臣は決して諦めることをやめなかった。
そのしゃんと胸を張って生きるその様が、凛々しいその瞳が気づけば私の内奥を独占するようになりいつしか食事も満足に喉をとおらなくなった。
同時に言い知れぬ不安が私をしだいに取り巻くようになり、将臣と出会ってから二年目の春についに私は将臣へ抱くこの感情の意味を知り、その背後についてまわる将臣は異世界へ帰ってしまう日がくる、そんな不安が私の身体を蝕んだ。
医者からはそう長くはない、宣告された春の終わりには父上も母上も今にも卒倒しそうな表情をし実際に事実をつきつけられた私よりも慌てふためいていたのをよく覚えている。
だからこそ私はあの時冷静にこう告げられたのかもしれない。

「将臣には言わないで。」

最初で最後の我が儘のつもりで訴えかけた願いはあっさりと聞き入れられ、翌日から私は将臣のいる世界から切り離され、母上の傍で療養生活を送るというなんとも味気のない日々を送ることを強制された。
それがたとえ自分が望んだことであっても別れも告げずに将臣と別離を踏むことが、心苦しくて何夜も床でなき続けたかわからない。
何度彼を恋しいと、月に夢に頼ったかわからない。
ただ現実は私に孤独に死んでいけと、一度となく有川将臣の笑顔も面影も声も脳裏にかすめさせることすら許可しなかった。
その道を選んだ私への、そう試練であるのだとまるで示しているみたいで、将臣という光を失い絶望の暗闇に佇む私の周りから景色が奪われていくのに時間はたいしてかからなかった。
衰弱していく体、感情を生むことに億劫になった心、生気が日に日に薄れていくことは何より私自身が実感しそろそろ迎えがすぐ傍に来ていることを感じはじめていた。

「死ぬな!」

すでに目を開くことも気力的に不可能な私に医者は、峠は今晩だと父上に漏らしたのは意識が混濁し命の灯火つきかけ、なお将臣の名をうわ言のように呟く私に同情してのことだったのだろう。
最期くらいは、その続きの言葉を聞き取ることはできなかったが父上が私の枕もとから立ち上がり、合わせて部屋から出て行く医者と母上の足音が脳裏に鮮明に残った。
そしてほんの数分の静寂とともに、聴こえてくるのは荒々しいどこかなつかしい足音とその声に私はふいをつかれ涙が零れ落ちそうになった。

「死ぬな、俺は残して死ぬなよ。」
「まさ、おみ?」

ほんの一年あまり顔をみないだけだというのに何年も会っていなかった錯覚に囚われたのは、それだけ私の本心が彼を欲していたということで、抑えていた感情が理性の防波堤を突き破り決壊する。
ゆっくりと起された冷たい身体は私とは正反対の熱い身体で息苦しいほど強く抱きしめられ、首筋にあたる彼の息がこそばゆくておおよそ二年ぶりに表情を変化させ、同時に静かにかけつけた両親たちは私の面差しの変化に大喜びをした。
それからみるみると回復していく私の身体に医者は奇跡だと報告し、半月もしないうちにふらりと一人で庭を散歩できるまでになったのはやはり傍で支えてくれる存在があったから。




以下続きますが、これはまた本ホームページにて続編公開します。
気になる方は気長にお待ちいただければと思います。
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15:49 | 日々

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